サークル誌3号を出し終えて、裏話とか少々


お元気でしたか?
お盆もお終い、今日から平常運転ですー

お正月あけたと思ったら、もう夏も終わりです
想えば今年は本当にぎっちぎち、自転車操業な日々でした…

忙しいことは予想していたので、それにあわせて二次活動もマイペースでと思っていたのですが
本誌の連載終了が発表されて――
個人的にはショックから立ち直るのに時間が少々かかりました。

そして、そこからは怒涛の如く、でした。

狼×嫁(うさこい)倶楽部の活動も相談で一区切りつけることになり
サークル誌第3号をサークル誌として最後の本にすることになり
3号の発行に関しては予告では10月予定でしたが、8月15日発刊に軌道修正をかけました。

もともと余裕をもって無理なく設定しているとはいえ
2カ月スケジュールを繰り上げは、個人的にはしんどかったです。

3号にはSS作品を2本書きました
本文は5月頃あたりから書いており
本誌のラスト2、3話分のストーリーを知らない段階だったのでドキドキしながら方向性を模索した記憶があります。
もし読まれた殊勝な方がいらしたら、内心ご感想を伺いたいなあと願っております。

お話しの扉絵を描く時間がどうしてもとれなくて、メンバーの作品提出締切のときには致し方なく白紙でした。
締め切りを守ってくださった他のメンバーには申し訳ありませんが編集者特権で編集の最終段階に間に合わせたこと、お許しください(懺悔)。

ページ合わせで扉絵を入れるか悩んでいた入稿直前の7月後半頃。
入稿直前瞬間的なゆとりができたので
むかーし描いた(下書きで止まったままだった)絵を発掘し、ちょっとだけペン入れして収めてしまったのでした。

陛下が辺境の地にいた頃のストーリーが明らかになる前の2016年6月頃
殿下時代のお話を妄想していて、お話の構想にあわせて描いたスケッチでした。


青少年期、殿下と呼ばれて反乱軍と戦っていたころの狼と迷い込んだ兎。
骸骨は「再生」のモチーフ

サークル誌3号が届いて、昨日お盆帰省から帰ってすぐ開きました。

刷り上がってきた本が届いて、自分の作品頁を開いたとたん
いきなり変換ミスを発見し崩れ落ちました。

こういうのって、1つ見えると次つぎと見つかるんですねー。
きっと1つ見つけたら、30は隠れてるってパターンですねー。
後の祭り、いかんともせん。

今回は(も)しかたない
創作活動に十分な時間を割くことができなかったからですねー
いやもう、こっぱずかしい限り
成仏できないじゃないですか…(涙)

Uさんとこの感想アンソロに寄稿させていただく予定なので
その時は極力迷惑かけないよう、整えて臨みたいとおもいます…

8/19インテのフリーペーパー「むちゃぶり企画」?


お久しぶりです、おりざです。

8/19のインテが近づきました。

残念ながら私は仕事で行けませんが、メンバーがお迎えしてくれると思います^^

3号の本が印刷所から発送という情報が入ってきました。(事務局に届くので残念ながら私はまだ手にしておりませんけれど)

とはいえお盆時期ということもあり、事務局さんの作業遅れるかもしれませんがご容赦ください。

インテの方の頒布班にあてた荷物、

配布していただく御礼ポストカードに、おまけのフリーペーパー付けようと今カキカキしております。

フリーペーパーに「むちゃぶり企画」を載せております。

インテメンバーの誰かさんと誰かさんに、手書きイラストの写メを各1点ずついただきました。

お願いするばっかもナニなので私も同様にコピー用紙の裏に鉛筆でかきかきして、あわせて3点。

誰のかいたゆーりんか。3つとも全部当てたら、過去織座舎で作りましたポストカードで在庫のあるものをセットしてプレゼント、という他愛もない企画でございます。

ちらり?

8月19日(日)インテックス大阪
SUPER COMIC CITY 関西24に行かれましたら

ぜひ「藍華&うさこい倶楽部」(6号館B う57b)にお立ち寄りください。
織座舎通信フリーペーパー
(数に限りがありますのでご容赦くださいませ)

A、B、C、三つのイラスト、誰が書いたか分かった猛者様
下記のメールフォームよりおしらせくださいませ。(笑)

mail 
織座舎フリーペーパー(2018年8月インテ)むちゃぶり企画 おこたえフォーム




※すみません、最初に設置していたフォームが作動しなかったので、
別の新しいフォームを設置しなおしました。
※今度は動作確認完了、オーライです(2018/8/21)

サークル誌3号向けのイラストかきかき


暑い日が続いております
地震や豪雨による災害に被災された方々、復旧に尽力されている皆様
どうか少しでも楽に、安全でお過ごしいただけますよう心よりお祈りいたします

最後のサークル誌の編集は週末の作業であと少しのところまできています。

例年以上に個人的に仕事が多忙なものですから
作業をする日が本当に限られていて牛の歩みですけど
そういえば2018年の土用の丑の日は 7月20日(金)から8月6日(月)だそうです
うなぎ、たべたいです…(笑

作業がはかどって、形になってきましたので、
SS扉絵のチラ見せです。

珍しくひさしぶりにイラスト3点 かきました

サークル誌の最初の扉絵と、SS作品2本

「白昼夢のヴァリアシオン」より

「小犬ファミリーよ、永遠に」より

サークル誌「狼と兎の恋綴り」第3号(最終号)の発刊をくぎりにサークル活動を終えるため、
今回はご予約いただいた部数で印刷する予定です。

8月19日(日)インテックス大阪 SUPER COMIC CITY 関西24
合同サークル「藍華(らんふぁん)&うさこい倶楽部」(スペース番号未定)にも出店予定です。
※部数が限られますのでご容赦ください。

大阪においでの方はぜひスペースにお立ち寄りくださいませ

たつぼん姉妹、MさんPさんがお出迎え♡

久々にぎやかに盛り上がりそうな夏イベント
私はお仕事で参加できず寂しいです

サークル誌最終号(第3号)の
事前予約は7月25日で受付終了

7月25日 事前予約 終了
8月15日 発刊(郵送でお盆明け頃お届けの予定です)
8月19日 大阪インテ


狼と兎の恋綴り 第3号

ご予約受付期間 ~7月25日まで 
(ご予約受付期間:2018(H30)年6月23日~7月25日)

※ ご予約は カート よりどうぞ

8名の作家による、『狼陛下の花嫁』の二次小説ファンブック。
狼×嫁倶楽部による、会誌第3号・最終号です。
——
狼×嫁(うさこい)倶楽部
サークル誌「狼と兎の恋綴り」 第3号

[発行日] 2018年8月15日発行
[概要] A5判 136頁 オンデマンド印刷(表紙フルカラー、本文黒)
[内容] 全年齢向け

[表紙イラスト] 麻杉慎
SS11本、イラスト1点を収録
[書き手]うりうり、おりざ、さくらぱん、たつぼん、ぴいこ、みね、瓔悠、リチア(あいうえお順)

< 収録作品 >
* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
表紙:麻杉 慎
屍の山の孤独な殿下(絵)[おりざ]
色濃く映る、藍の空 [瓔悠]
いつまでも あなたと [ぴいこ]
白昼夢のヴァリアシオン [おりざ]
遠く強く、高く、速く [うりうり]
花音(かのん) [さくらぱん]
想いを形に [たつぼん]
現世の君と既往の想人 [みね]
もしも、のはなし。 [リチア]
夏の夜に、恋の花咲く [さくらぱん]
愛の呼び名 ~廻る刻の中で その後~ [みね]
小犬ファミリーよ、永遠に[おりざ]
* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
800円

ご予約は 6/23~7/25期間内に カート よりどうぞ

 

*

なんとか2本載せます、サークル誌「狼と兎の恋綴り」第3号最集合のご予約開始について


大変ご無沙汰しております。
リアが多忙です。
2018年になったばかりと思っていたら
もう半分です
というかもうすぐ夏休みなんですね…olz

でも、ちゃんと一つ、やることできました。
サークル誌、第3号の原稿です。

書き下ろしのSSを 2本 かきました。

1本は「白昼夢のヴァリアシオン」というタイトルのSS。

「白の国 サイドストーリーズ」とカラーが近い感じの、陛下のモノローグばっかりむにゃむにゃ…
本誌沿いです。上記の「白の国」(2015年5月3日発行)の本、紙媒体は完売しましたが、電子ブックスはこちら。電子書籍は便利なことに試し読みもあり。

もう1本は「小犬ファミリーよ、永遠に」という題で1本。
「小犬ファミリー」の書き下ろし。

もともと小犬ファミリーのお話は2013年5月初出のブログで掲載していた作品です。
「狼陛下と兎嫁なら、さぞ多産系のにぎやかファミリーになるだろうな」という想像がコンセプトでした。本にする際、かなり大掛かりな加筆修正し、生みの苦しみを再び味わいました(笑)大好きなテーマでしたので苦労も楽しかった思い出です。
最後の最後※(になるのか?)また再びこのお話がかけて本当に嬉しいです。
今回のお話は、本に載せたお話群の続きというか、中間の話になるかと思います。もちろんSS単体でお楽しみいただけますので、ご安心下さいまし。
ご紹介までに「小犬ファミリー・青の庭 総集編」の電子ブックス、まだ一応生きてます

最後の最後…とか言ってますけど、実は中二階のうりうり様とこの企画の「感想アンソロ」にも書かせていただく予定、にはなっております (*´∀`)
それと、印刷所さんのポイント少し貯まってるので、個人誌、何か出せたらなあ…なんて思ったりもしないではないのですが…はてさて??? あまりに不確定なことばっか垂れ流してすみませんolz

さて、下記はガッツリ確定済み、ちゃんと出ます!…笑


狼と兎の恋綴り 第3号

6月23日 午前0時 予約開始
(ご予約受付期間:2018(H30)年6月23日~7月25日)

※ ご予約は 6/23~7/25期間内に カート よりどうぞ


8名の作家による、『狼陛下の花嫁』の二次小説ファンブック。
狼×嫁倶楽部による、会誌第3号・最終号です。
恋の物語がちりばめられています。

——
狼×嫁(うさこい)倶楽部
サークル誌「狼と兎の恋綴り」 第3号

[発行日] 2018年8月15日発行
[概要] A5判 132頁 オンデマンド印刷(表紙フルカラー、本文黒)
[内容] 全年齢向け

[表紙イラスト] 麻杉慎
SS11本を収録[書き手]うりうり、おりざ、さくらぱん、たつぼん、ぴいこ、みね、瓔悠、
リチア(あいうえお順)

■発送はスマートレターで発送いたします。 ※お荷物番号の追跡なし
送料&梱包手数料:全国一律200円(1Kg、厚み2cmまで)
■決済方法はゆうちょ銀行を予定しています。
ご予約確認後、あらためてお振込み先等をメールにてお知らせいたしますので今しばらくお待ちください。

収録(予定)作品 一覧
作者:あいうえお順
* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
1 遠く強く、高く、速く (うりうり)
2 白昼夢のヴァリアシオン(おりざ)
3 小犬ファミリーよ、永遠に (おりざ)
4 夏の夜に、恋の花咲く (さくらぱん)
5 花音 かのん (さくらぱん)
6 想いを形に (たつぼん)
7 いつまでも あなたと (ぴいこ)
8 愛の呼び名 ~廻る刻の中で その後~ (みね)
9 現世の君と既往の想人 (みね)
10 色濃く映る、藍の空 (瓔悠)
11 もしも、のはなし。 (リチア)

表紙:麻杉 慎
* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
800円

現在、予約受付準備中です。
6月23日 午前0時 予約開始まで
今しばらくお待ちください。

ご予約は 6/23~7/25期間内に カート よりどうぞ

第3号は、夏8/19大阪インテ「SUPER COMIC CITY 関西24」の
「藍華&うさこい倶楽部」(スペース番号未定)でもお手に取っていただけます。

大阪においでの方はぜひスペースにお立ち寄りくださいませ💛
たつぼんさんはじめ、メンバー数名と会えるかも…?です

(夏の東京のイベント出店に関しては、担当していただけるメンバーがいない為、今現在白紙です)

* * * * * * * * * * * * * * * * * * *

個人的に無念なのですけれども
私はインテの日にオシゴト重なっていまして(涙;)
行くことができません。

実は今回の第3号サークル誌をもって「 狼×嫁(うさこい)倶楽部」サークル活動を終えることになりました。

当初、第3号は秋の予定でしたが、本誌終了のタイミング的に
前倒しをして、夏のイベント合わせて3号をだすことになりました。

秋頃を楽しみにしていただいた読み手の皆様に、一足早くとはなりますが、
最終となる第3号は、書き手さんのページ縛りなし(これまではお一人あたりの投稿ページ数の上限がありましたが、今回は無制限)とさせていただきました。お陰様で1号、2号よりぐっとボリュームアップしております。

どうかお楽しみに♥


今回は宣伝ばっかりですみませんでした。

第3号の表紙は(ご紹介少し先になりますが)楽しみにお待ちくださいませ
私も日々追われまくってます…またおちつきましたら、出てきますね♥

*

(日記?)つくし


サークル本のSSに
タイトルのとこ絵を入れたいなーと思っていたのに
ほんとーに時間がなかったんです

つくしのお話をかきました

私自身も昔はよく土筆詰みをしました

詰むのは楽しいのですが、ハカマを剥くのが大変。
細かい作業で我々子どもたちも総動員で任務遂行するのが我が家の慣例でした

正直、子どもの舌にはほろ苦いつくしはそれほど美味しいものではありませんでしたが
作業をしたという誇らしさで
「まずい」と言ったことはついぞありませんでした

春は新しいはじまりの時期。

その訪れを告げるつくしはやっぱり子ども心を満たしてくれたものです

*

サークル誌「狼と兎の恋綴り」第2号 ご予約開始について


ご無沙汰しております。ほんとーにご無沙汰してしまってすみません
久しぶりに書いたものの、本に納めてしまったのであと10日ほど表にでてきません(笑
「つくし」という題でSS書きました。
サークル掲載ぎりぎり16ページ使いました←

春をまつ土筆の頭がでてきるまで、もうちょっとお待ちください。

以下告知です。
サークルサイト「うさこい倶楽部」の方から まるっとコピペですみません。

~『狼と兎の恋綴り』第2号が完成いたしました。
今回も素敵な書き手様による、恋の物語が満載~

『狼と兎の恋綴り』 第2号

[発行日] 2018年3月15日発行
[概 要] A5判 94頁 オンデマンド印刷(表紙フルカラー、本文黒)
[内 容] 全年齢向け

表紙イラスト:麻杉慎
SS 9本を収録
書き手:おりざ、沙希、さくらぱん、たつぼん、ぴいこ、みね、瓔悠、リチア(あいうえお順)

012.jpg

3月15日発刊に先駆け、通販は3月3日にご予約を開始いたします。
狼×嫁(うさこい)倶楽部専用のショッピングカートにて、承ります。
どうぞ宜しくお願いいたします。

お申し込みは下記をクリックしてくださいませ。
沢山の方のお申し込みをお待ち申し上げております。

ショップはコチラからどうぞ

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創刊号・第2号、既刊本(織座舎:失われた欠片)、現パラアンソロ等
2018年3月開催の東・西2か所のイベントでお手に取ってご覧いただけます。

第2号 SS  創刊号 SS

 現パラアンソロ現パラアンソロジー”現パラWORLD”

———-
【東京】 東京ビッグサイト
2018年3月18日(日)
HARU COMIC CITY 23
東2ホール ふ11b
「三希&狼×嫁倶楽部」
———-
【大阪】インテックス大阪
2018年 03月25日(日)大阪
COMIC CITY 大阪 114
「藍華&うさこい倶楽部」 4号館 ケ15b
———-

ぜひお立ち寄りください^^

*

SS どんな姿をしていても、君はわたしの。


【ハッピー・ハロウイン!】
━━━━━━━━━━━━━━━━
どんな姿をしていても、君はわたしの。
━━━━━━━━━━━━━━━━

内緒だけど、私の名前は汀夕鈴。
今は別の名前を名乗っている。

イメチェンして、姿も異様。
誰も私のことに気づくはずもない。

なんでここに居て、こんなことしてるのかとかいえば
――そもそもへーかが悪いのよ!!

*

「――なに? 妓楼?!」
…はぁ
と、深いため息をついて国王は隠密の報告を聞き終えた。

「どうして彼女はそんなとこに…」
こめかみに長い指を当てたまま、国王はまた深いため息をついた。

「なーんか、
ヘーカに連れ戻されないよう、
意表をついたバショにセンプクするんだ!って息巻いてたヨ~?」
隠密は笑いをかみ殺しながら答えた。

*

「…仮装業?」

「そう。元々は異国の万聖節の前夜祭の行事の一つらしいんだけど、
ここの妓楼では昔っから異人さんもよくお見えでしょ。
異国の行事なんてよく分からないから随分ヘンチクリだなーとは思うけど、
この妓楼では毎年こうやって仮装業でお客様をお迎えする日になってるの」

下働きに潜り込んだ妓楼の女中部屋の同僚はそう言って説明をしてくれた。

「へー」

「あのね。仮装業の日は特別なの!
身分の上下のへだたりなく、無礼講の日。
お客さんにおねだりしてもいいんだって!」

彼女は目をキラキラ輝かせて話に熱中している。
私は身を隠してる身だから、おねだりとかには興味はない。ただ人眼を避けられればそれでいいから、仮装業は持ってこいの行事だと思っただけ。

「ふうん」

「でね。あんたはこれ!」
バーンと目の前に広げられたのは、骸骨を模したコワイお化けのお面と薄汚れた長衣だった。
「お、ば、け?」
私は目を丸くした。

「妓女の御姐さま方はみーんな華美な仮装をしたがるから、
こういう地味~な仮装はわたしら下っ端に押し付けられるの」
ブツブツいいながら、彼女は自分用に蝙蝠のような真っ黒な仮装をヒラヒラさせた。

ふーん。ま、いっか。
華美な仮装はいつもやってるようなものだから
ヘーカに見つからないようセンプクする身としては
こういう地味な仮装はむしろ願ったりかなったり。

「分かったわ、任せて!」と私は胸を叩いた。

「よかったー! おりん。あんたのノリがよくて。
さぁ、早く仮装して、お客様をお迎えしなきゃ!」

りん、というのは、私の偽名。
同僚の女中さんは私の背中をポンと叩いて支度にとりかかった。

*

仮装業は楽しかった。

人を驚かせたり
イタズラしてもいいし、おねだりもできるとは聞いていたけど、

お化けの格好でお客さんを驚かすと、中にはすごいリアクションする人もいて
ヘーカとのけんかでモヤモヤしていた気分が結構スッキリした。

また、入口の扉の窓越しに男性が立つ影が見えた。

「あ、次のお客さんがお見えよ!
おりん、行きなさい!」

蝙蝠の装束の彼女に、アゴで指示される。

私は扉の脇の影に身をひそめ、
扉が開いた途端「バア!」とお客に襲い掛かった。

(…あれ?)
腕を軽くひねりあげられ、私は軽々と持ち上げられた。

「…なんだ、この店は」

聞き覚えのある声に
汗がダーッと吹き出す。
(ん、な、な、なんであなたがここに来るのよっ!?)

驚いて声も上げられなかった私の代わりに
蝙蝠の彼女が威勢よく二の句を継いだ。

「いいものくれなきゃ、イタズラするぞー!」
私の視界の斜め下で
ピョンピョンと足元を黒い蝙蝠の影が横切った。

「いた ずら?」
私を担ぎ上げている主は動じる様子もなく
もちもちっと私の腰回りをさすって、感触を確かめた。

「えっちーーーー!」
私は思わず大声で悲鳴を上げてしまった。

店に入ってきたばかりの客人は
その声を聴いて、やっぱり、という表情を浮かべた。

「ふうん。
…じゃ、君だけにいいものあげよっか――」

そういいながら、担いでいた私の姿勢を変えると、
左手でそっと私の骸骨の仮面をずらし

「――夕鈴」
と私の名を呼び、口づけた。

おしまい

*

[日記] 新刊いよいよ。 おまけss「秋の菓子」


スパークあわせの新刊(10/7初版発行予定)が印刷所さんから入荷しました^^

中身知っていても
本になるのは嬉しいですね

ペラペラとページをめくってみたら
いきなり誤字を発見――(爆)orz;;;
(あんなに何回も校正したのに)

サークル本部さんと、イベント2か所さんには、裏表W面のポストカードと、
プチっとつぶやきがてら、古イラスト&短SSつき織座舎通信をお付けいたします^^るるるー

■サークル誌との抱き合わせ
狼×嫁[うさこい]倶楽部)との相乗り分も本部に届いたようです。頒布のよゆさま今頑張ってくださってるんだろうと思うと有難くてホント足を向けて眠れません

■イベントは10月の東西2か所
サークル「三希」さんと、サークル「藍華」さんが委託を引き受けていただけました。実際にお手に取ってお確かめいただけますよ^^ (Sさま、Tさま、ありがとうございます♪)

【東京】2017/10 /08 COMIC CITY SPARK 12
「三希×うさこい倶楽部」 東2、ホ-58b

【大阪】2017/10 /22 COMIC CITY 大阪112
「藍華&うさこい倶楽部」 6号館A メ-22b

■書店委託(とらの穴さん)でもお取扱い戴いております。
「失われた欠片 The Missing Piece 総集編」

■電子書籍はe-STARBOOKSさんにてダウンロード販売でお取扱いいただく予定です。
「失われた欠片 総集編」10月7日より開始です。

電子書籍、売り切った既出本を扱っていただいております
(一部の少部数印刷もの、イベント時のコピ本、合同誌・アンソロ等の他の作家さん絡みの本はないですが、単行本は全部置いてあります) e-STARBOOKS 織座舎リスト

とまあ、宣伝ばっかですみません。

久々の単行本です。
やさしい気持ちでお読みいただけたら嬉しいです…


さて、ついでにお一つSSでもいかがでしょうか。

ハロウインというと毎年あまーいお菓子のお話を書くのですけど
今回は少し趣向を変えて。

【注意:ネタバレ】本誌ネタバレからの妄想
【ほろ苦い甘さ?】
【陛下がお子様の頃の昔話ねつ造】
※コミックス派の方はご注意下さい。

————–
SS 秋の菓子
————–

北の国は凍る大地だったけど
人の心は温かかった。

出自のしがらみを解かれ王子としての名もなく
ただありのまま
泣いたり笑ったり
誰かが死んでも生きてもごく当たり前に
新しい日が訪れる

肉体的な苦しさは
精神的なそれにくらべれば
なんということもない

大人に混ざって一人前としてついてゆくのは
子供の自分にとってはシンドイことだったけど
それでも

そっちのほうがずっと
気持ちがシンドイより楽だった。

子供の背伸びにすぎないとしても
大股で歩くあの人達に遅れまいと
いつも早足で歩いてゆけば

みんなは
ちゃんと一人前として扱ってくれた

でも
ある日。

日々寒さが増す秋の日。

荒れ果てた荒野で風に吹かれながらついていた国境警備の任務。
見回りにあの人が現れた。

彼の顔を見てちょっとホッとしたのか
僕のお腹が突如ぐううっと大きな音を立てた。

当時、育ち盛りだった僕。

父親の顔をしたあの人は
ギュウゥっと僕のほっぺたをつねって
ニカーと笑った。

「イタズラか、菓子か、どっちが欲しい?」

――は?と思いながらも

思わず
「今は、お菓子がいいな――」
僕の口からは本音が漏れた。

国境を守る一人前の男が、菓子をねだるのはなんだか恥ずかしい気がして
とっさに僕は顔を赤らめた。
「――子供みたいだけど」

言い訳だった。

ワハハと笑って彼は言った。
「そう、菓子だ!」

懐から固くて大きな焼き菓子を一つ、取り出した。
彼はそれを僕の掌に載せると、ワシワシっと僕の頭を撫ぜた。

「坊主。お前は育ち盛りなんだ
腹が減ったときは、減ったといえ
寂しかったら、寂しいといっていいんだ」

そういって彼はギュッとぼくを抱きしめた。

(おしまい)

*

[お知らせ]サークル誌創刊第1号増刷のお知らせ


お知らせ
業務連絡ですみません。
文章もコピペですみません。

あちらのうさこいの1号のお嫁さん増えました。
もし、待っていらっしゃる方がこちらにお見えでしたら宜しくお願い申し上げます。

脳内小劇場。

「お嫁さーん」
「えっ? り、李翔さん?」
「きちゃった」
「李翔さん、どうしてこんなとこまで…」
「だって、ゆーりんに会いたかったんだもん」
「もーっ!(赤面)」ポカポカ!
「あはは」
――ってな具合でお迎えくださいませ。

失礼いたしました

★ 創刊号 初版完売御礼
おかげさまで大勢の方にお嫁さまご所望いただきましたおかげさまで9月10日の時点で自家通販分の予定数が終了しました。
(10月のイベント分は予定数確保してありますのでご安心下さい)
早々に初版・自家頒布予定数分に達してしまい、 ショップカートでご注文できない皆様、大変申し訳ございませんでした。 たくさんの方々からこのようにご予約いただけて驚きとサークルメンバー一同大変うれしく思っております。

★創刊第1号 増刷(第2版)予約再開のご案内
改めまして「狼と兎の恋綴り」創刊第1号増刷の手配をいたしましたのでご案内申し上げます。
増刷分は10月初旬に印刷がアップしてくる予定のため、初版より少し遅れてのお届けになる可能性がありますがご容赦ください。
※なお、増刷分は初版特典のポストカードはつきません、申し訳ありませんがご容赦ください。
(ポストカードもう少し多めに印刷すればよかったのですけど…>_<;本当にゴメンナサイ!!)

ご予約受付再開いたしましたので、よろしければショップカートの方よりご予約いただければ幸いです。

サークルのショップカートよりご予約ください

★カートで「入荷待ち」をクリックして下さった5名のみなさまへ ★
=入荷待ちボタンを押してくださった方を探しております!=
ご入荷待ちボタンを押してくださり、ありがとうございます。熱いご要望しかと受け取りました。
ただ大変申し訳ないことに、どなたさまがクリックしてくださったのかが分かりません(T-T)。
本来ならば優先的にご本の取り置きなどできればよかったのですが、ご対応できず大変申し訳ない気持ちでいっぱいです(カートの方では入荷待ちボタンでご予約希望があることはわかるのですが、どなたがクリックされたかは情報が残らないシステム)。

お手数ですがあらためてカートの方からご予約くださりますようよろしくお願い申し上げます。

以上宜しくお願い申し上げます。

おりざ

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