82話の感想というか

こんにちは
みなさまお元気ですか?

今月号を読まれた方と、分かち合いたい、語り合いたい…なんて。

LaLa(ララ) 2016年 07 月号「狼陛下の花嫁82話」の感想というか印象をつらつらと…。

※ネタバレを含みますのでコミックス派の方はご注意ください※

(個人的な覚書というか、今後の展開予想?というか、ずいぶん散漫な内容です。
本誌を読まれたかたでないとちんぷんかんぷんだとおもいますので
お読みになってから、どうぞ)


第二部・新婚編の炎波国の御姫様、朱音姫のお話がひと段落。
外交使節団の中にいる刺客のいぶりだしも、朱音姫の手腕(←)であっさり露見しスピード解決
思いもよらぬ結末でしたね。

しかも暖かい情感が根底に流れているのが読んでいてホッとします。

炎波国の情勢とか、狼陛下への横恋慕などについてはいきなりヘビ―になったら泥沼だなぁと思っていたところ、さらっと済ませたのは賢明で、さすが可歌先生!

――いろいろな感じ方はあると思いますが、お話として
朱音姫の白陽国への腰入れ願望とか内紛に関する部分あっさり進んだことにより、
私の中では、よりくっきりと朱音姫の立場や背景が明確になりました。

つまり、朱音姫は炎波国の次世代の重要人物であり
(継承者である姉の補佐役という重要ポジション)、
狼陛下と同じく革新的、つまり
従来のものの味方にとらわれない自由闊達で柔軟な思考力を持ち
信念を貫く行動力を持つ、
(ついでに、狼陛下は二人きりのとき朱音姫を女として相手にしてなかった)
…ということが印象づけられたわけです。

第二部・新婚編のプロローグとしてこのお話がきたことで、
自分なりに今後の展開を予想?してみますと
これまで第一部では主に国内でのお話を綴ってきたので
第二部の舞台はもう少し広がって外国との交流の中で、二人の愛が育まれるんじゃないのかな、ということです。

(えてして予想というのは外れるものですが、たぶん、ここは外さないで済むんじゃないかと思うんですが…)笑

今後のお話の展開で、陛下と夕鈴が諸外国との交流を広げる上で
炎波国も一つの『前ふり』なのかもしれません。

ストーリー展開という面で
今回の一連のエピソードが簡素すぎると感じた方ももしかするといらっしゃるかもしれませんが、
個人的にはいい感じのバランスだなーと思いました。

文章であれば、細かい設定付け加えたりお話もどんどん進められます。
(読み手も自由にそのシーンや背景を想像したりできる)
ですが漫画描くのはとても労力がいるし、
心象的には『シーン』とか『絵』で表現されたものが一番心に刺さるので、
あまり複雑な設定で説明コマとか
ドロドロした話とか徒労なシーンよりは、
個人的には楽しくて癒されるものが嬉しいです。

そういう意味で「狼陛下の花嫁」というお話は
陛下と夕鈴が主役。
お二人の愛がメインディッシュでございます。

ですから朱音姫は魅力的な脇役として、お話を盛り立ていただきたいなーとおもいます。

というか、周辺の細部にうっかりスポット当てちゃったり、作り手側がこだわりすぎると、
読者が置いてけぼりになっちゃうのですよね…。
(反省しないと)

つまり朱音姫の使節団のお話は、第二部のオープニング導入パートとして「第一部とは舞台が変わりますよー」というお知らせ(プロローグ)ですね。
諸外国とのかかわりでお話進んでいくのかな~と…まずは、まと先生の創造される世界の門の内側に招き入れていただいた感じです。

ここから奥座敷に通してもらうまで、景色を楽しんでゆきたいですね。

そういえば、第一部の瑠霞姫のお話の時も
「何かすごいことが起きるのか?」と構えていたのですが
存外サラッとまとめちゃった薄口仕立てに
一瞬「あれ?」と思ったものです。

でも、第一部という長いお話の中で考えると、主役の二人をかすむことなく際立たせ
そのあとの二人の心の変化とかに説得力が出たのではないかなと。
あのお話があったから、主役の二人の心の裏側をあれやこれや想像しながらいろいろ楽しめたように思えます。

まだ、あのころは片思いでしたね。
夕鈴が片思いを自覚して、でも陛下の気持ちはどうなんだろう
夕鈴(も読み手も)モヤモヤしていたときの瑠霞姫タイフーンの挿話
――瑠霞姫の催したピクニックで数多の美女に目がくらみ気後れする夕鈴とは対照的に、それらには一切目もくれずただ一人夕鈴につき進み(←)、あまつさえ衆目での口づけをしてさっさと去る陛下の漢気に惚れなおす私でございましたが――
あのエピソードがあったことで、その後、陛下が夕鈴を手放すとき(そうそう、嫁ぎ先を紹介してもいいとか言いだしたりしましたよね)陛下の言葉の裏に、彼女に対する思いやりというよりもっと強い…執着?があって、それを自ら諦め断ち切ろうとしている陛下のストイックさというか苦しみとか垣間見えて、切なく悶えさせていただいたわけでございます。

第一部の最後まで目が離せなかった理由の一つに、瑠霞姫のご活躍があったからではないかなと、後になって思う次第です。

第二部の舞台が諸外国という予想のもう一つの裏付けが
妖怪妃の逸話が、国内のみならず外国まで伝播した、というアレです。

つまり『ジャ◎アン効果』。
――いい人がいいことをするより、悪ガキのジ★イアンが(ごく稀に)良いことをした方が評価を高い――というあれです。

素朴な夕鈴が陛下の側にいることについて、国内でもあれだけいろいろあったのですから、諸外国に出ればますます誤解もあることでしょう。
そのためにもしっかり『妖怪妃』の噂を広めていただいて、今後そのどんでん返しで夕鈴の美徳(素朴な人の好さ)が光ることで、国と国を結び白陽国を繁栄に導き、ますます狼陛下からの寵愛を賜ること間違いなし!――と想像するおりざでございました。

おあとがよろしいようで。

*


4 thoughts on “82話の感想というか

  1. なるほどーですね。
    私もますたぬさんと一緒で、あの君も隠し事するんだねがどこまで尾を引くのか気になってたんですが、そこはサラッと終わってしまったので、先生はドロドロな話を書きたいわけじゃないんだなと思いました。
    確かに炎波国の話が簡単に終わったのはちょっと肩すかしでしたが、朱音姫の強さとか性格、立場はくっきりと表現されていたと思います。
    2部は事件そのものより、ご夫婦のあり方等が書きたいのかな…
    とりあえず今後の展開も見守っていきたいものです。

    • つまり、第2部のはじめにあたり
      「夕鈴に外国の友達ができた」というのが本筋なのかなとおもました。

      (紅珠もそうだと思ったのですが)
      朱音姫はとても魅力的なキャラクターで、
      彼女メインでいくらでもお話かけそうですけど
      その方向に進んじゃうと本筋がぼやけちゃう感じはしますよね^^

  2. 思いの外アッサリ終わっちゃったと思いました。ふくれた夕鈴に甘い台詞の陛下。ふにゃふにゃの夕鈴はかわいかったのですが・・・。
    浮気対策がばれたとき、君も嘘をつくんだねと言った陛下がどうなるのかひじょーに気になってたんですが、あれは何でもなかったのか?未だに引っ掛かってる私が変なんでしょうが、陛下が夕鈴に対して信用できない感情が生まれて拗れるのか?と嫌な展開を予想してたので・・・。第二部、とりあえず1エピソード終了ですね。夕鈴をふにゃふにゃにした台詞が言えたのなら、私のこだわりは深読みしすぎってことですかね。二人がラブラブの方が良いですもの。次回は紅珠さまの登場かしらと思うんですけど、どうかしら?

    • 「君も嘘をつくんだね」のあの言葉、私も激しく引っ掛かってます!

      …もっと時間をかけて分かってくる陛下の心情なのかな、それとも知らないうちに呑まれていっちゃうのかな? 
      夕鈴をふにゃふにゃにできる底力(?)はお持ちなので夕鈴に対しての信頼とか愛情はしっかり根っこにあるのは感じるので、もしかして夕鈴に対する不信ということではなくて、遠い過去の出来事を思いだして口からこぼれてしまった言葉?(過去トラウマ系説?)

      第1部後半の離婚編辺りのフリーズ陛下とぎゅー攻撃も、お話読み進めるうちに自然と理解できるようになりましたが、読み手側が夕鈴の気持ちと同化して、陛下の意味不明な言動(←ひどい)に翻弄されるから、なんとなく目が離せない、次が読みたい、という仕掛けなのでしょうか?

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